2008年07月30日

花色の恋人

 花色の恋人 (ビーボーイコミックス)を読ませていただきました。

花色の恋人 は、6話からなるオムニバス作品。
そのうち、桜・恋・夜は花のいろの続編。

花色の恋人
宇崎優一×新庄みのり
上京した宇崎が故郷に帰り、故郷で農家を営む新城と久しぶりに会う話。

花色の恋人〜堕ちる花
一条英司×雪成
花屋でバラを大量に注文する一条と花屋の店員雪成の話。

花色の恋人〜花のいろ
渡瀬×新堂
製薬会社の営業部に勤める渡瀬と医者の新堂の話。

花色の恋人〜恋日和
吉澤×河原
男子校に通う川原とその上級生の吉澤の話。

花色の恋人〜花ニ想ウ
飯塚景二×持田芳樹
芸術家の飯塚と会社員持田の話。

花色の恋人〜桜・恋・夜
渡瀬×新堂
花のいろの続編。

それぞれ短編読みきりの作品なので、各話ごとに絡みシーンがあります。
少ない時間でさっと読めるので、空いた時間でちょっとつまむ程度に読むのが良いではないかと想います。

僕が気に入ったのは、花のいろ。
別れと出会いの表現が秀逸だと思いました。
この花のいろはもう少し続きが読みたいですね。
posted by crkhn136 at 10:28| Comment(2) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー

2008年07月24日

プリンスチャーミング1巻

 プリンスチャーミング 1 (1) (花音コミックス)を読ませていただきました。

このプリンスチャーミング1巻は高校の先生と生徒の話ですが、コミカルな部分の少ない大人の物語です。
ソフトタッチな作品を読み続けてきた僕にとっては、とても重い作品に思えました。

単純な1対1の恋愛の悩みだけではなく、その周りにいる人たちの思いや悩みも盛り込まれており、ちょっと複雑な感じのする話でもあります。
おそらくは基本、湯浅×朝比奈という形で話は進むのでしょうが、果たしてこの構図がこの物語の正統なんだろうかと疑問に思う時もあります。
永井×湯浅も加賀見×朝比奈という線もあり、この構図も僕としては捨てきれないものです。
できれば、全部がうまく収まればいいのですが、なかなか難しいもの。

この1巻では、まだまだわだかまりたっぷりの話に終始しゴチャゴチャですが、この後どのようにこのゴチャゴチャな恋愛関係を整えていくのかが見ものだと思います。
posted by crkhn136 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー

2008年07月23日

カフェラテ・ラプソディ

 カフェラテ・ラプソディ (ビーボーイコミックス)を読ませていただきました。

このカフェラテ・ラプソディの中身はカフェラテ・ラプソディという物語だけで、その他のショートストーリーは入っていません。

そして、このカフェラテ・ラプソディは、まったくと言っていいほどブラックな部分のないお話です。
純情、純愛でありかつほのぼの感もある内容になっています。

また、この主人公の芹さんがとても性格が良くて、読んでいる僕が気後れしてしまいました。
この純粋な性格の芹さんを見ていると、僕の荒んだ性格を洗い流してくれそうな気分にもなりました。
心が洗われました。

作中で、絡みはあることはありますが、生々しいものはありません。
ゴリゴリとした激しい露骨な絡みを期待する人にとっては物足りないかもしれませんが、この物語にそれを期待しちゃいけませんね。

単にBLの作品というだけでなく、自分の心に闇を感じる人に読んでもらいたい作品です。
きっと心が浄化されると思います。
posted by crkhn136 at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー

2008年07月20日

角川グループホールディングス

 角川書店は、言わずもがなBLに限らずさまざまな書籍や雑誌を出版する企業です。
BLコミックでは純情ロマンチカなど、その他ケロロ軍曹涼宮ハルヒの憂鬱なども角川書店から生まれた作品であります。

その角川書店を統括するのが東証一部上場の角川グループホールディングスという持株会社です。

なんで、その角川グループホールディングスという企業紹介をするのかというと、株主優待の本をパラパラめくっていたら、角川グループホールディングスには株主優待があるのを見つけたからです。

株主になると、企業によっては株主優待がもらえます。

Yahooファイナンスの角川グループホールディングスの株主優待の内容
を見てみると…

(1)通常株主向け優待制度
100株以上
以下の中から選択
A.文庫または新書(3冊)
B.単行本(2冊)
C.文庫か新書(2冊)及び単行本(1冊)
D.DVD(1本)
E.映画鑑賞券(3枚セット)
F.雑誌の半年分定期送付

(2)長期保有株主向け優待制度
1年以上継続保有(100株以上)
対象雑誌リストから1誌を半年分定期送付

※ (1)の優待と合わせ、同じ雑誌で1年間の定期送付とすることも可能。
※ 毎年3月31日及び9月30日の自社株主名簿及び実質株主名簿に、連続3回以上同一株主番号にて、記載又は記録された株主様を対象とし、3月31日の株主様に対して贈呈。

…ということでした。

簡単に言えば、角川グループホールディングスの株主になっていると、文庫や単行本や雑誌などを選び、それをもらえるということです。

つまり、株主になることで、BLの漫画や雑誌を株主優待の中から選べば、それらが角川から送られてくるということです。

株式取引の細かい手続きなどは割愛しますが、もう少し説明すると…角川グループホールディングスは、東京証券取引所(東証)1部に株式上場しています。
銘柄ナンバーは、「9477」です。

2008/7/18現在の株価は、2435円です。
角川グループホールディングスの株式は100株単位で取引されます(1株だけ買うということはできない)ので、角川グループホールディングスの株主になるには、

2435円×100株=243500円必要になります。
(証券会社の手数料など他にもお金がかかります)

証券会社を通じて角川グループホールディングスの株を購入します。

そのためには証券会社の口座を開設する必要があります。
インターネットを通じて取引を行う証券会社が、現在とてもポピュラーになっています。

また、株主優待・配当を受けるためには「株主権利確定日」3月末日の株主名簿に自分の名前で100株以上所有しているという証が必要になります。
株主権利確定日の5営業日前(権利付最終日)までに角川グループホールディングスの株を買っておけば、株主名簿に自分の名前を載せることができます。

…まぁ、株に興味のない人にとっては何のことだかサッパリという感じでしょうね。
詳しくは、株式投資や株主優待のサイトだとかで確認してください。

また、株価が下がれば当然損するわけで、株式はリスクのある商品であります。

もちろん投資は自己責任です。



posted by crkhn136 at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | BL各論

2008年07月16日

名駅西口・椿町

名古屋のBLの聖地(と、僕が思い込んでいるだけかも)を特集。



JR名古屋駅から南西の地区。
住所でいうと、名古屋市中村区椿町になります。
ここ一帯には、同人誌やアニメ関係の店舗が多いです。
この椿町近辺を歩いていると、同人誌目当てであろう男子だけでなく、女性もたくさん見かけます。

boyslove.biz〜名駅西口ビックカメラ

JR名古屋駅の西口(太閤通口)から外へ出ます。
新幹線の改札からすぐの出口です。
西口にはビックカメラがあるので、これを目印にしましょう。

boyslove.biz〜アニメイト

ビックカメラの前の道を南へ歩いていくと、右手にアニメイトが見えてきます。
こちらの2階が女性向け同人誌やBL関係の商品を扱っているようです。

boyslove.biz〜メロンブックス

boyslove.biz〜らしんばん
そこから西に歩いていくと、少し奥まったところにメロンブックスらしんばんが隣同士で並んでいます。

一見男性向けだけの取り扱いのように見えるメロンブックスの店内には、女性向けの商品を扱うリブレットコーナーがあり、らしんばんもきっちり女性向け同人誌など扱っています。

boyslove.biz〜KACSHOP

メロンブックスらしんばんの前の道を北に歩いてくと、ミニストップのある交差点に出ます。
この交差点に面してKACSHOPという女性向け同人誌ショップがあります。

以前は、この椿町近辺にはアニメ・マンガ・同人誌関係のお店は皆無で、どちらかといえば風俗店などちょっと猥雑なイメージの地区でした(今も数軒風俗店はあるので注意)。
しかし現在では、アニメや同人誌関係のお店が増え始め、徐々にオタク文化に椿町は支配されつつあります。

東京池袋の乙女ロードにはやや及ばないものの、名古屋近辺に住んでいるBL好きな方にとっては、今では欠くことのできない重要な場所になっているようです。
posted by crkhn136 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | BLの聖地

2008年07月14日

ワガママだけど愛しくて5巻

 ワガママだけど愛しくて 第5巻 (あすかコミックスCL-DX)を読ませていただきました。

ワガママだけど愛しくては、この5巻が、最終巻になります。

ナツの同級生である小野君という恋敵(刺客)が現れ、ナツにちょっかいを出すというところで、4巻は終わりました。
その続きです。
その話が一応終わり、その次の話になるとあまりに急な展開に…。
いったいこの人は誰なんだ〜?…!
僕は驚き、そして頭が混乱しました。
おそらくそれが作者の狙いだと思いますが、まんまと僕は引っかかりました。
その話の最初の方を何度も読み返しましたから。
そして、その話の後、いよいよ「ワガママだけど愛しくて」のラストとなるわけです。
ラストは悪くない感じでうまく収まっていると思いますが、僕的には、もうちょっと続けてほしかったなぁ・・続けることができたのでは?と思いました。
ただ、物語の良い落としどころというのを見つけるのは難しいと思うので、このラストの持ってき方が一番妥当なのかもしれません。
全体として、満足のいく、心温まる作品だと僕は思います。

あと、5巻には、「きみといる約束」という短編も入っています。
「ワガママだけど愛しくて」のラストの影に隠れているような感じがするこの短編は、実は時代モノの秀逸な作品だと僕は思いました。
posted by crkhn136 at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー

2008年07月10日

ワガママだけど愛しくて4巻

 ワガママだけど愛しくて 4 (4) (あすかコミックスCL-DX)を読ませていただきました。

このワガママだけど愛しくて4巻は、全編が「ワガママだけど愛しくて」です。

その話の前半は、3巻で少し匂わせていた問題の続き、秋吉一史・征二兄弟の話です。
内容はちょっとシリアスですね。
今までの話の流れがほのぼのしていたので、そのシリアスさが際立っているような気がします。
けれど、そこは「ワガママだけど愛しくて」という物語の基本的な柔らかさは崩さず、最後は良い気分にさせてくれました。

その後、ナツと秀の話に戻ります。
ほんわかとした乗りで話は進みますが、また途中から問題発生、新たなる刺客が出てきます。

この二人の恋愛はうまくいっているようなのですが、どうしても多難で、ゴタゴタ続きですね。
悩み、嫉妬し、そしてまた悩むという苦悩の物語です。
恋愛に悩みはつきものですが、そこまで考え込まなくても…とも思ってしまいます。
そう思いつつも、恋愛の中ではナツや秀が思うような悩みは普通にあって、その悩みに同情する自分も現にいます。
物語中で、自分の悩みが代弁されているような気分にもなります。

苦悩や邪魔モノが出てきて悪路を進む物語ではあるものの、やはり話の底流はソフトタッチで楽しさを含んだすがすがしいものだと思います。
posted by crkhn136 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー

2008年07月09日

東池袋乙女ロード探訪記〜2008年春

先日、東池袋にある乙女ロードに行ってきました。


お散歩マニア



乙女ロードは池袋駅と東池袋駅の間にあります。
(地図参照)
池袋駅からも東池袋駅からも、まあまあ歩きます。
僕は東池袋駅から行きました。

boyslove.biz

目印としては、トヨタアムラックス東京サンシャインに向かって歩いてけばよいと思います。

アムラックスあたりから乙女ロードを歩くことにします。

boyslove.biz

アニメイトのビルが立ち並ぶ通りこそが、BLを愛する者のユートピア「乙女ロード」であります。
実は、この池袋のアニメイトこそがアニメイトの本店なのです。
本店ということもあり、BLに偏った品揃えではなく、男性向けの商品もあるようです。

boyslove.biz
サンシャインを右手に見ながら乙女ロードを進んでいくと
らしんばん
K-BOOKSがありますが、こちらもBL限定というわけではないようです。

boyslove.biz

東池袋中央公園が面する交差点のちょっと奥まったところにまんだらけがあります。
こちらは、BL専門店のようです。
コンビニエンスストアam.pm.が目印です。
おそらくここら辺が乙女ロードの中心地になると思います。

boyslove.biz

乙女ロードを進んでいくと、K-BOOKSの同人館が入っているビルがあります(2階3階)。
こちらも女性向け同人誌専門店のようです。
1階はファミリーマートです。
地下1階は執事喫茶スワロウテイルです。

boyslove.biz

さらに乙女ロードを行くと、K-BOOKSのコミック館があります。

boyslove.biz
もう一度、来た道を戻り、乙女ロード中心あたりにある交差点へ行くと、ご丁寧にK-BOOKSの店舗マップがありました。

僕が行ったのは平日の午前10時頃なので、人通りは少なかったですね。
(BLの店舗の営業時間は午前11時以降が多いようです)

あと、秋葉原の賑わいに比べると店舗が少ないので、乙女ロードが脚光を浴びているとはいうものの、ものすごく盛況しているというわけではないようです(…もちろん、僕が訪れた時間帯が悪かったというのもありますが)。
単純に秋葉原と比べるのは良くないですが、乙女ロードはまだまだ発展途上のような気がします。

でも、もしかしたら、これくらいの規模のほうが良いのかもしれませんね。
大きく発展した乙女ロードを見て、「これはお金になるなぁ〜」なんて考えるようなまったく関係のない人たちの手にかかり荒らされてしまったら、せっかくの聖地が台無しになってしまいますからね。

そう考えると、やはり乙女ロードは秘密の花園でありユートピアなんだろうなと思うのであります。
posted by crkhn136 at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | BLの聖地

2008年07月04日

ワガママだけど愛しくて3巻

 ワガママだけど愛しくて (3) (あすかコミックCL-DX)を読ませていただきました。

ワガママだけど愛しくて3巻は、ほぼ本編で、最後に「ふたり遊戯」という短編があります。

本編の「ワガママだけど愛しくて」は、相変わらずやきもち焼きの話ですね。

ナツと秀の間を割る新たなる刺客(?)である秋吉の兄の一史が登場。
一史はなかなかの曲者なんですが、話が進むにつれて刺客という立場ではないような気がしてきます。
一史だけでなく、弟の征二のことも読者にとっては気になる感じで話は終わってしまいますが、おそらくこの続きはあると思われます。
というか、続きがないとおそらく読者は怒るのでは?

また、やきもち焼きだけでなく、ナツと秀のお互いがお互いを思いやって、それぞれ自分を高めようという思いを持っているのがとても健気に思えてきます。

今回の話の中での注目のひとつは、中国風のコスプレです。
3巻の表紙を参照)
この前の、学園祭におけるナツの女装もありましたが、キャラにいろいろな扮装をさせるのも面白い試みだと思います。
作者の樹要さんはの好みが伺えます。
(巻末の樹要さんのコラム参照)
posted by crkhn136 at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | BLマンガ・レビュー